明日は入社式。配属先も決まる。自分に合わないところだったらどうしよう。何か話すように言われたらどうしよう。

入社前日はだれでもドキドキするものです。少しでも緊張を和らげるにはどうすればよいか、ちょっとしたアイデアをこの記事ではご紹介します。

学生時代の友人に電話をする

同じ立場の友人と、とにかく話してみましょう。自分独りで考えていては、余計に緊張が高まってしまいます。きっと、友人も緊張してどうしようと思っているはずです。学生時代を一緒に過ごした友人と話すことで、緊張を共有することができます。緊張を共有すれば、お互いの緊張をほぐし合うことができるのです。友人って大切ですね。

就職活動を思い出す

入社するために、どれだけ苦しい就職活動をしてきたかを思い出してみましょう。内定をもらうためにどんな準備を重ねてきましたか?自己分析、企業分析を繰り返し行い、今の会社に決めたのです。未来の仕事に真剣に向き合った自分が決断したことだから大丈夫です。「本気の自分」を信じましょう。

できる社員になろうとしない

背伸びして「明日から競争だ」とできる社員になろうとは思わないことです。明日からいろいろ学んでいくんだ、という謙虚な気持ちで入社式に挑むのです。最初から仕事ができないのは当然、それは周りの同期も同じです。

会社にとって最初は誰しもが役に立たない社員なのです。ゼロからスタートだと思えば肩の力が抜けます。ゼロ以上に落ちることはないので、気楽に行きましょう。

失敗を恐れない

「こんな失敗をしたらどうしよう」「あんな失敗をしたらどうしよう」とネガティブにならないことです。逆に、会社に入ったら「こんなことをしたい」「あんなこともしたい」となりたい自分をイメージしてみるのです。

具体的な仕事がまだ分からないなら、会社で上司や先輩と笑顔で会話しているシーンを思い浮かべるのも効果的です。失敗を避けるのではなく、成功に向かっていくというポジティブな気分が緊張を緩和させます。

失敗もしないし怒られもしない社員になったら、つまらないですよ。失敗して仕事は覚えていくのです。

新入社員を迎える側の気持ちになる

配属される職場の人も、「どんな人が来るのかな」と同じように緊張しています。「話のわからない人だったらどうしよう」「すぐ切れる人だったらどうしよう」など不安をもっているかもしれません。職場にも人間関係の苦手な人はいます。

相手も緊張していると思えば、不思議と自分の緊張もほぐれるものです。受け入れる側の気持ちに立ってみましょう。少し余裕を持つことができて緊張がほぐれます。

散歩をしてみよう

家で悶々と考えているだけでは、緊張に押しつぶされてしまいます。頭を冷やすために、外にでてジョギングしてみましょう。運動に慣れていないなら散歩でも構いません。身体を動かすことによって緊張がほぐれてきます。

外に出ることによって、自分が狭い世界の緊張に閉じ込められていたことに気づかされます。呼吸が浅くなっていたことにも気づくでしょう。頭だけで解決できないときは身体も使う。これは社会人になっても大切なことです。

適度な緊張は必要

入社前日は誰もが緊張するものです。「緊張している」と口に出し、認めることが大切です。「緊張してはいけない」と自分に命令してしまうと、余計な緊張がかかってきて、入社当日に大失敗をすることになりかねません。

緊張するのは真面目に仕事に向き合おうとしている証拠です。場慣れして入社式に出席していたら逆におかしいと思いませんか?悪い意味で目立ってしまいます。適度に緊張しているフレッシュさは新入社員の武器なのです。むしろ堂々と緊張していいのです。

まとめ

いかがでしょうか。難しく考える必要はありません。誰だって通る道なのですから。「初心忘れるべからず」ということわざがありますが、まさにその初心を胸に焼き付けるのが入社日です。緊張している新入社員の皆さま、参考になったアイデアがあったら是非取り入れてくださいね。